2月26日は何の日?血液銀行開業記念日
【2月26日】今日は何の日?
1951年2月26日、日本初の血液銀行(今の血液センター)が設立されました
その翌年には日本赤十字社も血液銀行を設立、全国各地にも民間の血液銀行が広がっていきました
※引用元:2月26日は 血液銀行開業記念日 献血のあれこれ/リサイクルハウス ハピネス
血液銀行は、献血の結果として集められた血液が、後の輸血に使用するために保管および保存されるセンターです
血液銀行業務には、血液の採取、処理、検査、分離、保管に関連するタスクが含まれます
※引用元:ウィキペディア
よく街に出かけると「献血のご協力ください」という声かけやパネルを掲げている方々とその脇に献血車が停車しているよね↓↓
その献血された血液が血液銀行に保管され、それが輸血として他の方の役立っているんだよね
血液事業の歴史
1919年〜1968年までの流れ
★輸血のはじまり
近代の科学的な輸血法が日本に入ってきたのは、1919年(大正8年)のことでした。そして、1930年(昭和5年)、時の浜口首相が東京駅で凶漢にピストルで撃たれるという事件が起きたのですが、この時、東大の塩田教授らが駆けつけて、駅長室で輸血を行い生命を救いました。この出来事が大きな関心を呼び、輸血が一般的に行われるようになるきっかけとなりました。
輸血は、血液を採取してそのまま輸血することから始まりました。それは、患者さんの寝ているベッドの隣に血液の提供者を寝かせ、提供者から注射器などに採取した血液を直ちに輸血する方法で、いわゆる「まくら元輸血」といわれていました。
★血液センターの創設
この輸血法は血液の安全性に問題があり、ついに1948年(昭和23年)、東大病院で輸血による梅毒感染という事故を招いてしまいました。この事故は、当時のマスコミにも大々的に報道され、大きな問題となりました。そこで、厚生省は日本赤十字社、東京都、日本医師会などの代表者を集め、本格的に血液事業に取り組むことを決めたのです。
これに基づき、日本赤十字社は米国赤十字社の指導と援助を受け、保存血液の製造に着手し始めました。そして、1952年(昭和27年)4月10日、日本初の血液銀行(現赤十字血液センター)である日本赤十字社東京血液銀行業務所が開業したのです。
★売血の時代
こうして日本赤十字社は、無償で血液を提供してもらう献血を健康な人に呼び掛けました。
しかし、相前後して生まれた民間の商業血液銀行が、当時の経済的不況の荒波にもまれていた一部の人々から血液を買っていたために、献血者は極端に減ってしまいました。1952年(昭和27年) 949人、翌年1,614人、それが1958年(昭和33年)には254人になってしまったのです。
自分の血液を売る人々の多くは、定職に就けない人たちで、毎日仕事があるわけでもなく、雨の日などはたちまち収入の道を閉ざされてしまいました。そのため、仕事に就けなかった日には生活費を得ようと、血液を売りに行きました。これが習慣となると、今度はつらい仕事よりも、血液を売ってお金をもらったほうが楽になってしまったのです。そうなると、いきおい月1回の売血が週1回になり、さらに頻繁になって、当時の調べによると、なんと1カ月に70回以上も売血した人がいたそうです。
このように、供給源を売血者に頼っていたため、売血者の血液は、赤血球が回復しないうちにまた売血してしまうので、赤血球の少ない黄色い血しょうばかりが目立つものになってしまいました。
★献血の推進を閣議で決定
健康を害するほど売血を繰り返した人の血液は、輸血しても効果が少ないばかりか、輸血後肝炎などの副作用を招きがちで、これが大きな社会問題となりました。また、自分の生命ともいえる血液を切り売りしたり買い入れたりすること自体、人身の売買につながるとして社会の批判を浴びたのです。
高校生や大学生を中心とした売(買)血追放運動が各地で起こり、ついに国会でも取り上げられました。そこで政府は1964年(昭和39年)8月21日、「献血の推進について」(政府は、血液事業の現状にかんがみ、可及的速やかに保存血液を献血により確保する体制を確立するため、国及び地方公共団体による献血思想の普及と献血の組織化を図るとともに、日本赤十字社または地方公共団体による献血受入れ体制の整備を推進するものとする。)を閣議で決定したのです。こうして、赤十字血液センターが各地に開設されていき、献血の受け入れ体制は急速に充実していきました。
以来、献血は年を追うごとに増えていき、1968年(昭和43年)には、民間血液銀行の買血による保存血液はすっかり影を潜めました。
※引用元:血液地形の歴史 /日本赤十字社
生活費の糧に血液を売ってお金を稼いでいた時代もあったなんて驚いたねぇ
国をあげてきちんと整備されるようになって日本赤十字社を筆頭にきちんと整備されるようになってよかったよね
今日が誕生日の有名人
★岡本太郎:1911年〜
★桑田佳祐:1956年〜
ミュージシャン(サザンオールスターズ)
★三浦和良:1967年〜
この日にちなんだ雑学
血液に関するクイズ
【クイズその1】
★血液の成分の中には「赤血球」がありますが、この成分の働きは次のうちどれでしょうか??
1.体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除する
2.体の隅々に酸素を運ぶ
3.傷ついた血管をふさぎ止血する
【クイズその2】
★日本人の中で最も多い血液型はどれでしょうか??
1.O型
2.A型
3.B型
4.AB型
【クイズその3】
★動物の血液型に関するクイズです
猫ちゃんの血液型の中で人にはあって猫ちゃんにはない血液型はどれでしょうか??
1.O型
2.A型
3.B型
4.AB型
血液に関するクイズ 【解答】
【クイズその1】
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★血液の成分の中には「赤血球」がありますが、この成分の働きは次のうちどれでしょうか??
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2.体の隅々に酸素を運ぶ
赤血球の役割は、体の隅々へ酸素を運ぶことです
1の体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除するのは「白血球」で、3の傷ついた血管をふさぎ止血するのは「血小板」になります
【クイズその2】
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★日本人の中で最も多い血液型はどれでしょうか??
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2.A型
日本人はA型が約4割、O型が約3割、B型が約2割、AB型が約1割ですが、世界全体で見た血液型の割合は、人種や民族によってかなり異なっています
世界で最も多い血液型はO型です。
最後に登場するAB型の歴史はまだ千年程度といわれるほど浅く、東方の騎馬民族が東から西へと侵略を続ける間に、A型を持つ人種とB型を持つ人種との混血が起こり、AB型が誕生したと考えられています。引用元:2023/03/01号 血液型/岡村デンタルクリニック
【クイズその3】
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★動物の血液型に関するクイズです
猫ちゃんの血液型の中で人にはあって猫ちゃんにはない血液型はどれでしょうか?? -
1.O型
猫の血液型ではA・B・ABの3種類です
ちなみに犬の血液型にはDEA式が使われていて、DEA1.1、DEA1.2、DEA3、DEA4……などと分類され、一頭の犬で複数のDEAを持っています
引用元:あなたのわんちゃん猫ちゃんの血液型、知ってますか?/wizoo.co.jp
今回は血液についていろいろ知れたねぇ〜
ほんとにねぇ〜
血液型というのは人種によって、また生物によって様々なんだね!
新しいことを知ることも脳の活性化につながるねぇ
毎週1週間ごとの【今日は何の日?】のスライドをまとめて掲載しています。宜しければそちらも見て見てください↓↓↓
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