【台紙レス】仕切りケースだけで完結!ペットボトルキャップ脳トレ|現場ヒントと実践アイデアを募集します


最近、レクが続かないんですよ…。継続して使えるコツってありませんか?

続くレクはね、『準備が早い・片付けがラク・安全に回せる』こと。この3つが土台じゃよ

今回1つレク活動を紹介したいと思う「ペットボトルキャップ脳トレ」の違うバージョンじゃよ

へー、なるほど。その3つが土台なんですね
ちなみにそれって前やってた“シートあり”のキャップ脳トレって、マス目にお題の書いた台紙を敷いて並べる方式ですよね?

そうそう。”シートあり”はマスのサイズやレイアウトを変えられるので自由度は高い。ただ、シートの印刷準備や敷く・外すの手間は少しある

で、今回は〈台紙レス〉ですか?

うん。〈シートなし〉=仕切りケースのマスに“お題ラベル”を貼って運用。フタを開けたら即スタート、片付けはラベルのマスに戻すだけ。散らばりにくくて準備も片付けも楽。

なるほど。それはいいですね!
ちなみに、今回は具体的にどんなものか紹介してもらえるのですか?

もちろん!
今回は『4種類』紹介したいと思っているよ!是非役立ててもらえればいいんじゃがね

はい!よろしくお願いします!!
【今回の記事の目的】
今日から使えるペットボトルキャップ脳トレの“台紙レス”のヒントを届けること
そもそも「ペットボトルキャップ脳トレ」とは??
日常身近にある「ペットボトルのキャップ」を使った脳トレです
キャップに貼ってある(書いてある)記号や文字と同じ記号や文字の書いてある台紙の場所に置いていき、全て置けたら完成です

詳しくは下記の記事を読んでみてください↓↓
では、台紙レス方式とは(メリット)??
キャップを置いていく台紙がいらない方法です
台紙の代わりに仕切りのある半透明のケースを使います↓↓
★メリットについて…
◉開けて即スタート:お題はケースのマス側に貼付。台紙の敷設・回収が不要。
◉散らばらない:各ピースの“定位置”が決まるため、紛失と混在を予防。
◉準備物が少ない:ケース、キャップ(or ブロック)、丸シール、油性ペンだけで成立。
写真でわかる4つのキット
①印刷したお題を四角く切ったキャップ+読みラベル



◉準備するもの:
・6×5マスのケース(ケースの底に印刷してから切った答えの部分を貼り付けておく)
・ペットボトルのキャップ(印刷したお題を貼り付ける)
・お題と答えの用紙をそれぞれ印刷し、長方形に切る
◉やり方:
キャップのお題に合わせて、ペットボトルのキャップをケースの適切な場所に入れていく
② 手書き“漢字”キャップ+読みラベル



◉準備するもの:
・6×5マスのケース(ケースの底に手書きで読み方を書いた紙を貼り付けておく)
・白無地のペットボトルのキャップ(手書きでテーマの漢字などを書いておく)
◉やり方:
漢字の読み方に合わせて、ペットボトルのキャップをケースの適切な場所に入れていく
③ カラフルなブランドキャップ+カラーラベル


◉準備するもの:
・6×5マスのケース(ケースの底にペットボトルのキャップの柄をカラー印刷したものを貼り付けておく)
・カラフルなペットボトルのキャップ
◉やり方:
ケースの底に貼ってある柄に合わせて、ペットボトルのキャップを適切な場所に入れていく
④数字ブロック+番号マス




◉準備するもの:
・7×6マスのケース(ケースの底に1〜42までの数字を書いた紙を貼り付けておく)
・長方形にカットしたジョイントマット(数字の書いたシールを貼り付けたもの)
◉やり方:
ケースの底に貼ってある数字に合わせて、ジョイントマットを同じ数字の部分に入れていく
4つのキットのまとめ
◉物品:
・ペットボトルキャップかジョイントマット
・仕切りのついたケース
※キャップやケースの底につけるお題や答えは、印刷したり手書きでおこなったりさまざま
◉やり方:
ケースを開けてまずパーツをバラバラにしてから、パーツをケースの適切な場所へ入れていく

「仕切りのついたケース」や今回使っていた「ジョイントマット」は100円ショップでも売っているよ
難易度調整
◉パーツの数:少ない→多い
◉色の種類:ペットボトルキャップの色やお題・答えの色を単色→複数の色
◉運動方法:座位→立位、手で行う→ピンセットを使用
◉人数:1人→複数人

やり方を変えることで、活動の難易度も変えていけそうだね
⭐️みなさんの実践も募集します!
今回の方法に限らず、みなさんの現場で行っている”キャップ脳トレ”を良ければ教えてください。
いろんな方法があるかと思うので、みんなで情報を共有してアップデートできればと思っています。

よろしくお願いします
まとめ
台紙レス方式は準備と片付けが圧倒的に楽で、管理しやすさや使いやすさ最大の強みかと思います。
この活動では、注意・遂行機能・作業記憶・巧緻性といった頭と体の良い刺激となります。
また、色・漢字・数字という部分をさまざまに変化させて、難易度を調整することもできます!
この記事が日々のレクのヒントになり、同時に現場アイデアの循環につながれば嬉しいです。