認知症高齢者に対する「かるた」を行う良さ


ドングリマツリのYouTube(脳トレ)では「いろはかるた」のシリーズをアップしています。
カルタは、子供からお年寄りまでなじみのあるゲームです。


【カルタについて】
カードを使った主に正月に遊ぶ室内遊具である。
元々はトランプなどのカードゲーム一般を指した。現代日本では、花札か、後述する
読み札にあわせた絵札をとってその枚数を競う競技を意味するようになった。
また、小倉百人一首の場合は読み札には短歌が書かれ、取り札には下の句が書かれている。

引用元:Wikipedia



その中で、「いろはかるた」とはいろは47文字に対応したもので最も古典的で有名
です。ことわざを使っていますが、内容は江戸・京都・大阪など上方、尾張などで各々異なっています。

カルタについては、認知症予防プログラムにおける芸術療法として用いられているようですが、
それ以外でも高齢者施設等ではレクリエーション活動の1つの種目としても利用されています。


認知症高齢者は病勢が進むにつれてことばの使用や理解が難しくなり、ことばで意志を伝え
気持ちを表現することもできなくなってくる。

引用元:高齢者の心理-知能と痴呆症をめぐって-.井上勝也.日老医誌.2002


その為、「カルタ」の進め方については各個人のレベルに合わせて対応方法を柔軟に変えること
が必要です。

カルタの参加方法について…


レベル1 その場に見学者として参加してもらう

レベル2 読み札を読んでもらう

レベル3 カルタに積極的に参加してもらう





カルタの効果ですが…


●勝ち負けがあり、手札を多く取ることで達成感が得られます

●取り札をとるたびに褒められることで、意欲的に取り組み学習効果が得られます

●他者とのコミュニケーションをとることにも有効である

●馴染みのある活動なので、回想法としての効果がある

●言語理解力の強化になる



今回は、そんな「カルタ」の活動ですが、YouTubeでは現在”シリーズ5”まで更新しております。

お1人でも誰かと一緒でも可能です。

使い方は、答えを声に出して読んだり、紙に書いたり、クイズ形式で答えを考えたり色々です。

その時に、これはどんなことわざなのか?など会話のきっかけになればいいなとも思います(^-^)

では、ぜひYouTubeで一度挑戦してみて下さい。



本日もここまで読んで下さりありがとうございました。


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