【本のレビュー】ひとりじゃないき(山中しのぶ著)


今回は【ドングリ図書室のおすすめ読書】を紹介します

本のタイトルは『ひとりじゃないき(山中しのぶ著)』です
読書をすることで新しい知識が増える、
知らない場所に旅に出かけることができる、
共感できたり、できなかったり、
素敵な時間を過ごせる読書の世界、
今回もドングリマツリのおすすめ本をご紹介します
作品紹介
著者である山中しのぶさんは 41 歳の時に若年性アルツハイマー型認知症と診断された。
その後、高知県にて「でいさぁびす はっぴぃ」を立ち上げ自身の経験を活かし
「認知症になってからも、住み慣れた町で地域の仲間とともに暮らしていきたい」
「誰もがひとりと感じない居場所をつくりたい」
この想いで日々、奮闘している。
この本は、山中さんの人柄が文字の中に溢れている。
現在もデイサービスの運営と全国の講演会での登壇とお忙しい毎日を送られている。
本の構成は
プロローグ・目次・第 1 章~第 7 章・エピローグ
となっています。
『プロローグ』
著者である山中さん、山中さんが運営するデイサービスの紹介、そして認知症と診断された時の感情が記されています 。
『第 1 章~第 7 章』
認知症と診断されるまでの生活状況や大切な家族の事、講演活動や日々の生活の工夫などを分かりやすく書かれています 。
『エピローグ』
一歩踏み出す勇気の大切さ、タイトルの「ひとりじゃないき」を感じることができます。
おすすめポイント
1 若年性アルツハイマー型認知症について、山中さんの経験から理解を深めることができる
2 家族のサポートのあり方、相談窓口などについて知ることができる
3 認知症に対して悩んだり、困った時に頼れる人がいると希望を感じることができる
さいごに
本の中には山中さんや山中さんの大切な家族の写真が掲載されています 。
発症、診断と時系列で書かれていますが、ページを進めると、山中さんのお顔が表情がどんどん明るく豊かに見えていきます 。
沢山の悲しみや苦しみを抱え、それでも一歩の勇気を出し、少しずつ自分らしさを取り戻し自分自身と向き合い、人を支え、支えられ、そんな山中さんの生き方から皆さんもきっと勇気をもらえるのではないでしょうか。
我々も微力ながら、誰かの支えになれるよう、歩んでいきたい!!
この本を読み、山中さんに背中を押していただきました。
作品情報
タイトル:ひとりじゃないき
認知症と診断された私がデイサービスをつくる理由
著者:山中しのぶ
発行社:中央法規出版株式会社
発行日:2025 年 6 月 20 日
ページ数:176P

まだ見られていなくて興味のある方はぜひ読んでみてください!おすすめです
※ドングリマツリはもしもアフェリエイト・amazonアフェリエイトで収益を得ています。こちらは宣伝です。
📚 今すぐAmazonで購入する最後まで読んでいただきありがとうございました!
是非よろしければ
上のボタンからAmazonのサイトへ飛んでみてください