【トレンド】 高齢者と車の運転
今年もニュースや特集で高齢者の自動車事故についてよく耳にするようになったね
ほんとだねー
やっぱり昔に比べると、事故件数は増えているのかなぁ
どうなんだろうねー
そういえば、芸能人の方が運転免許証を自主返納しているのが取り上げられていたし前よりも高齢者の方で自主返納をしている方は増えているみたいね
それは事故を減らすためにも素晴らしい事だね
ほんとだよね。そういう風に人の事も考えて一歩踏み出せる人は素晴らしいね
自分も将来そうなろうと思うよ
、、、まあぐりはそもそも運転してないよね(´Д`)
( ゚Д゚)!!
今回は、高齢者と車の運転での「認知機能」と「高齢者免許更新」について考えてみたいと思います。
【目次】
- 自動車運転に必要なスキルとは
- 高齢者の認知機能低下について
- 高齢者と免許更新について
- さいごに
自動車運転に必要なスキルとは
運転に必要な知的な能力としては、
まず運転中に運転に集中しつつも周りの様子にも注意を向ける「注意力」
自分の車と他者の車などとの位置や距離感を把握する「視空間認知・視空間処理」
信号や標識を正しく理解する「一般的知能」が必要になります。
そして、とっさの状況に対して正確に認識して正しく判断する「情報処理能力」や「判断力」が必要になります。
つまり、運転には道路状況やルールに自分を合わせて周囲の環境に自分をうまく適合させながら、事故を未然に防ぐためにそれを回避することが求められているのです。
高齢者の認知機能低下について
認知機能は、60歳を過ぎると認知機能が少しずつ衰えるといわれています。
認知機能にはいくつかの種類があり、その分類方法も様々ですが、一般的には「記憶」、「遂行」、「言語理解」、「判断能力」などがあります。その機能が低下あるいは老化した状態が、認知機能の老化症状へとつながります。
高齢者の認知機能は、個人差が非常に大きいという特徴があります。
引用元:健康長寿ネット
記憶とは、何かを覚えておくことです
遂行とは、計画を立てて実行することです
言語理解とは、聞いたことを理解したり、うまく話すことです
判断能力とは、状況をうまく把握し決定することです
これらの能力が60歳を過ぎると少しずつ減ってくるようです。
自動車運転についても、60歳を超えると若いころと比べると認知機能低下は明らかではあると思います。
しかし、
この機能については、個人によって非常に差があります。
その為、高齢者だから自動車運転は危ない!!というのは一概には言えないようです。
高齢者と免許更新について
高齢者講習とは、運転免許の更新期間が満了する日における年齢が70歳以上になる方が対象の講習のことです。 道交法改正で1998年から義務化されました。
引用元:シニアのあんしん相談室,コトバンク
高齢者講習では、このような身体的な機能低下が運転に影響を及ぼす可能性があることを理解してもらったり、視力や運転操作に問題がないかを診断したりすることで、その後の安全運転に活かしてもらうためのものです。
75歳以上の方は、高齢者講習に加え、平成29年3月より記憶力や判断力の状態を検査するための「講習予備検査(認知機能検査)」を事前に受ける必要があります。
一昨年より、70歳以上のドライバーに関して免許更新についてより細かく適正検査が行われているようです。
さいごに
ここまで、 「認知機能」と「高齢者免許更新」 について概要をまとめさせていただきました。
超高齢化社会になり、段々と対策はたてられてきています。
国も、対策として「限定免許」を検討したり、新たな地域の足を増やすように検討されています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
・ 認知機能の見える化プロジェクト http://cogniscale.jp/
・ 健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/
・ シニアのあんしん相談室 https://kaigo.soudan-anshin.com/