【11月9日は何の日】119番の日|由来・火災予防・救急の雑学

11月9日は「119番の日」!
11月9日は「119番の日」です。火事や急な病気、けがなど、いざというときに私たちの命を守ってくれるのが119番です。
しかし、緊急事態が起こると「何を伝えればいいの?」「どう行動すればいいの?」と迷うこともあるかもしれません。
今回は、知っているようで意外と知らない、防火や救急に関する雑学をご紹介します。暮らしに役立つ知識を一緒に学んでみましょう。
「119番の日」はどんな記念日?その由来とは
「119番の日」は、1987年(昭和62年)に消防庁が定めた記念日です。自治体消防の発足40周年を機に、防火・防災に対する理解を深めてもらうことを目的として設けられました。
日付は、消防車や救急車を呼ぶ緊急通報番号「119」にちなんで11月9日となっています。また、11月9日から15日までは「秋の全国火災予防運動」が行われる時期です。
空気が乾燥し、暖房器具を使う機会も増える季節。身の回りの防火対策を見直すよい機会ですね。

知っておきたい!暮らしの防火・救急雑学
① 119番通報では、どんなことを聞かれるの?
火事や急病などで119番に電話をすると、指令員から必要な情報を順番に質問されます。例えば、救急車を呼ぶ場合には次のようなことを聞かれます。
- 火事なのか、救急なのか
- 消防車や救急車に来てほしい場所
- 具合の悪い人の様子や年齢
- 通報した人の名前と連絡先
覚えておきたいのは、住所がわからないときには近くの目印を伝えられるということです。外出先なら、大きな建物や交差点などを伝えましょう。
また、緊急性が高い場合には、すべての質問に答え終わる前でも救急車が出動することがあります。慌てず、指令員の質問に落ち着いて答えることが大切です。
② 天ぷら油に火がついたら、水をかけてはいけない?
料理中、天ぷら油に火がついてしまったら、どうすればよいのでしょうか。火を消そうとして、とっさに水をかけたくなるかもしれません。
しかし、燃えている天ぷら油に水をかけるのは大変危険です。 高温の油に水が入ると、水が急激に水蒸気となり、熱い油を周囲に飛び散らせるおそれがあります。
まず周囲の人に知らせ、自分の安全を確保しましょう。安全に操作できる場合はコンロの火を止め、火が小さく初期消火が可能であれば、天ぷら油火災に適した消火器を使用します。
炎が大きい場合や危険を感じる場合は、無理に消火せず、安全な場所に避難して119番通報してください。燃えている鍋を持ち運ぶことも避けましょう。
家庭用消火器は、製品に表示された適応火災の種類を確認して選びましょう。安全な初期消火ができる場合に使うための備えです。
③ AEDは医療の専門家でなくても使える?
駅や公共施設などで「AED」と書かれた機械を見かけたことはありませんか? AEDは「自動体外式除細動器」という救命器具です。
心臓が正常に血液を送り出せなくなる危険な不整脈に対して、必要に応じて電気ショックを与え、心臓のリズムの回復を助けます。
AEDは医師や看護師だけでなく、一般の人も使用できます。 電源を入れると音声案内が始まり、電気ショックが必要かどうかはAEDが自動的に判断します。
ただし、AEDだけですべての心停止に対応できるわけではありません。反応がなく、普段どおりの呼吸がない場合には、119番通報と胸骨圧迫を行い、AEDが届いたら音声案内に従いましょう。

④ 家の火災警報器、実は交換の目安がある?
住宅用火災警報器は、煙や熱などを感知し、音や音声で火災の危険を知らせてくれる設備です。
設置から10年を目安に機器を交換することが推奨されています。 長年使っていると、電子部品の劣化などにより正常に作動しなくなるおそれがあるためです。
点検ボタンを押す、点検ひもを引くなどして、定期的に正常に作動するか確認しましょう。いつ取り付けたか覚えていない場合は、この機会に設置時期を確認してみてはいかがでしょうか。
住宅用火災警報器は、設置場所に応じて適切な種類を選びましょう。こちらは煙式の3個セットです。
この時期の二十四節気「立冬」
11月9日は、二十四節気の「立冬(りっとう)」にあたる時期です。2026年の立冬は11月7日で、暦の上では冬の始まりを意味します。
朝晩の冷え込みが増し、木々の葉が色づいたり、落ち葉が舞ったりと、秋から冬への移り変わりを感じられる季節です。
暖房器具を使い始める家庭も多いため、火の取り扱いにも気をつけたいですね。温かい食事や飲み物を楽しみながら、冬支度を進めていきましょう。

終わりに
11月9日の「119番の日」にちなんで、暮らしの防火・救急に関する雑学をご紹介しました。
119番通報の方法や、天ぷら油火災への対処、AEDの役割など、いざというときに役立つ知識は、日頃から確認しておくことが大切です。
家庭の火災警報器や消火器の点検も、身近にできる防災対策の一つ。この日をきっかけに、家族や身近な人と話してみてはいかがでしょうか。


11月9日の「今日は何の日?」まとめ

11月9日が誕生日の有名人
★ 近藤勇(1834年生まれ)
幕末に活躍した新選組の局長です。
★ 野口英世(1876年生まれ)
感染症などの研究に取り組んだ日本の細菌学者です。
★ えなりかずき(1984年生まれ)
ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」などで知られる俳優です。

119番の日にまつわる三択クイズ
それでは、恒例の三択クイズです! ぜひ考えてみてくださいね。
クイズの答えと解説
第1問:② 消防車の台数
119番通報では、火事か救急か、場所や状況などを伝えます。通報者が消防車の台数を決める必要はありません。住所がわからない場合は、近くの建物や交差点などを目印として伝えましょう。
第2問:① ガス栓を閉めて消火器を使う
燃えている天ぷら油に水をかけると、油が飛び散り、火が広がる危険があります。安全に操作できる場合に限ってコンロの火を止め、初期消火が可能な小さな火災であれば適切な消火器を使います。炎が大きい場合や危険を感じた場合は、無理に消火せず避難して119番通報してください。
第3問:③ AED
AEDは「自動体外式除細動器」という救命器具です。音声案内に従って一般の人も使用でき、電気ショックが必要かを自動的に判断します。119番通報と胸骨圧迫も重要です。


家庭で備えておきたい防災・救急用品
防災用品は、家族構成や住まい、持ち運びやすさなどに合わせて選びましょう。備えた後も定期的に中身や使用期限を点検しておくと安心です。
災害時に必要な持ち出し用品をまとめて備えるための1人用セットです。中身と重さを確認して選びましょう。
停電時の明かりとして備えられるランタンです。電源方式や使い方を事前に確認しておきましょう。
ガーゼや包帯など、応急手当用品をまとめておきたい場合の候補です。実際の同梱物を確認して選びましょう。
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参考資料・出典
記念日の由来や防火・救急雑学は、以下の公的資料を参考にしています。
- 総務省消防庁
平成23年版 消防白書「全国火災予防運動」
参考にした内容:119番の日の由来・秋季全国火災予防運動 - 総務省消防庁
119番緊急通報
参考にした内容:119番通報で伝える内容と目印の伝え方 - 消防庁消防大学校 消防研究センター
天ぷら油火災(消火器具)
参考にした内容:天ぷら油火災の危険性と消火器具 - 総務省消防庁
応急手当WEB講習(AED関連)
参考にした内容:AEDと応急手当 - 総務省消防庁
住宅防火関係(住宅用火災警報器)
参考にした内容:住宅用火災警報器の点検・交換 - 国立天文台
令和8年(2026)暦要項・二十四節気および雑節
参考にした内容:2026年の立冬の日付







