【動画】脳トレはじめました

ドングリチャンネルを開設しましたが、皆さまに少しずつ観ていただいております。
本当にありがとうございます。

ドングリチャンネルの動画につきましては、ホームページのトップ画面の「最新動画」よりクリッ
クしていただければそのまま観る事ができます。

今回は、「脳トレ　野菜漢字編」をアップしました。
ぜひご覧ください。

【目次】

始めるきっかけ
学習療法とは
動画の使い方
今後について

始めるきっかけ

介護・福祉の現場では、レクリエーションの一つとして脳トレやクイズを取り入れているところは多いですね。

私の働いていた精神科病院でも、レクリエーションの時間の前半部分に良く取り入れていました。
また、現在の訪問看護の現場でも人によっては活動時間の一部で実施しています。

そんな状況でありますが、その際に使う教材については脳トレ関連の書籍(現在は１００均でも売っております)やインターネット上にあるネタを活用させていただいてます。

現在インターネット上では、「高齢者」・「脳トレ」で検索するだけでも、多くの情報が見つかります。
私は、最近では持ち歩き出来る端末(タブレット)を訪問先に持っていき、脳トレ関連のアプリ(ソフト)を使用することもあります。

いずれにしても、その人の好みやレベルに合わせて脳トレやクイズに取り組むことは本人にとって楽しい活動として受け入れられやすいです。

ドングリマツリでは、そんなコンテンツを「自分たちでも作って皆さまに使っていただけたらいいな！！！」ということで、作成を開始しました。

学習療法とは

2004年、川島隆太先生がこの療法を発表されました。その中で、「脳を鍛える〇〇ドリル」シリーズが爆発的人気になりました。
そして、それ以降ゲームでも類似したものが発売され「脳トレ」は認知症予防・改善の手段として流行しました。

「20代の健常者を対象とした、そろばん計算などでは複雑な計算時の方が、より前頭前野の血流量が増えるという検証データもある」という指摘、東京都精神医学総合研究所・星詳子リサーチディレクターによる「単純に脳の血流量の増減だけで脳の機能を論じることは難しい」「前頭前野は習熟した行動には関与しなくなる傾向があるので、その場合は血流量の増加が認められなくなる」という指摘などを報じている。
引用元： https://ja.wikipedia.org/wiki/

学習療法については、上記のように批判も少なからずあるようで賛否ははっきりとはなされてはおりません。
しかし、ある程度人によるかもしれませんが一定の効果は認められております。

【認知機能を改善するメカニズム】

読み書きや簡単な計算が脳のトレーニングとなり、作動記憶(ワーキングメモリー)を鍛えることができます。作動記憶を鍛えることにより、さまざまな情報を記憶した上で、物事を対処することができるようになります。さらに、その他の能力(暗記力・計算力等)も一緒に伸びやすいことが確かめられているため、認知機能の改善に適しています。

上の画像より、種目としては漢字や計算問題やクイズなどが有効なようです。課題のレベル設定としては、複雑なものではなく簡単なものが好ましいようです。

【学習療法の効果】

●前頭前野の活性化：前頭前野にかかわる能力が回復し、話す言葉が明瞭になる
●精神状態の安定：継続的に褒められることで、自身の存在を認められていることが認識でき、精神状態の安定が図れる
●認知機能の改善：学習療法を実施した認知症高齢者は非実施者に比べて、MMSE(認知症の簡易判定検査)の点数が維持もしく向上している
引用元：介護のお仕事研究所

上記より、頭の働きが活性化され言葉が出やすくなったり、自己肯定感が上がり気持ち的に落ち着いたり、認知機能でのテストの点数が上がるという効果が期待されています。

動画の使い方

今回は、「野菜の漢字シリーズ」でレベルは☆～☆☆☆☆☆の５段階で投稿予定です。
現在のところは、レベル３☆☆☆まで公開中です。
各動画は、５分位の尺になっております。

内容は、
①野菜の名前(漢字)を声を出して読む
②ひらがなの野菜を漢字で書く
③今までの野菜を思い出してみる
④ここでクイズ

以上のような流れとなっております。

動画なので、お好きなタイミングにお１人からもしくは複数でもどこででも行うことができます。

もし、施設等の現場で活用を考えて下さっている方がいらっしゃいましたら、ぜひ使っていただき感想やご意見がありましたら教えていただければありがたいです。
ぜひ宜しくお願いします。